寺社文化振興情報誌「寺社Now」 協会発足後の大きな取り組みとして、超宗派の寺社向け情報誌「寺社Now」が誕生しました。この雑誌は、日本の神社・寺院の文化と観光の関係性を深く掘り下げ、広く伝えることを目的として発行されました。日々の暮らしを見守る地域の小さなお寺や神社をはじめ、有名無名を問わず、人々の安心と安寧を祈り、伝統を明日へと繫いでいこうとする未来志向のお寺や神社の最新の動向を、全国各地で取材しています。SDGs時代のお寺と神社の「今」を伝えて「未来」を展望する雑誌で、現在はオンラインマガジンとして発行しています。 インタビューと対談を通じた深い洞 寺社Nowでは毎号、神社・寺院のトップ、日本政府や地方自治体のリーダー、そして寺社観光に携わる企業・団体の代表者など、さまざまな立場のトップインタビューを実施し、各界のリーダーがどのように寺社と観光を捉え、どのように日本文化を未来に伝えようとしているのか、その考え方やビジョンを紹介してきました。さらに、地域社会・寺社・一般企業連携による成功事例を取り上げ、成功要因や課題を詳細に掘り下げ、読者の実践的な情報収集だけでなく、寺社と観光の新たな可能性を考えることができる記事を提供しました 斬新なコンテンツの提供 寺社Nowでは、神社界と仏教界それぞれのトップ同士の対談などの斬新なコンテンツも提供してきました。これにより、神道と仏教がどのように共存し、互いに影響を与え合っているのか、その歴史的背景や現代における意義についても深く掘り下げることができました。 寺社Nowの読者層と発行数 この雑誌は、寺社や行政機関を主な読者として2ヶ月毎に発行され、全国の3万寺社に無料で送付いたしました。紙媒体として30号まで発行された当雑誌は、日本各地での寺社文化と観光の振興に大きく寄与しました。 紙媒体から寺社Nowオンラインへのリニューアル 紙媒体の寺社Nowは、お陰さまでご好評をいただき、一般の方からも「読んでみたい!」というお声を頂戴するようになっていましたが、国立国会図書館(東京・千代田区)、旅の図書館(東京・港区)、東京都立多摩図書館「東京マガジンバンク」(東京・国分寺市)、高野山「高野山大学図書館」(和歌山・高野町)といった一部施設での閲覧を除いては、一般の方が雑誌を実際に手に取っていただく機会がありませんでした。「噂では聞いたことがあるけれど、見たことがない」という状況が長く続いていましたが、そんな噂の『寺社Now』が、いつでも、どこでも、誰でも読める、WEBメディア『寺社Nowオンライン』として2020年5月に生まれ変わりました。 寺社NOWオンライン 未来への展望 「寺社Nowオンライン」は、これからも日本の寺社文化と観光の結びつきを深め、その魅力を国内外に発信し続けます。新しい時代にふさわしい情報提供を行い、寺社と観光の未来を切り開くために、これからも多くの方々の支持を受けながら成長してまいります。 寺社NOW紙面バックナンバー 下記より紙面のバックナンバーを閲覧することができます 寺社NOWバックナンバー