都市部の神社・寺院では不動産の有効活用が検討されています。 近年、地震や風水害による被害が頻繁に報告され、寺社の老朽化した建物維持に対する不安が増加しています。多くの寺社が、修理や建替え、耐震対策に迫られる一方で、以前に比べて必要な費用を捻出するのは容易ではなく、将来への不安が募るばかりです。特に都市部の寺社においては、不動産の有効活用についての議論が盛んに行われ、持続可能な運営を目指す動きが強まっています。 当協会は、神社・寺院と事業者の相互理解を深める架け橋パートナーとなります。 不動産を所有する神社・寺院と事業者には、それぞれの考え方や主張があり、相互理解なしには良好な結果は生まれません。その為、神社・寺院と事業者の双方に対する知見を持つ存在が必要で、当協会がその「架け橋パートナー」を務めさせていただきます。 神社・寺院の所有不動産最大活用のご提案 天空の寺、天空の社の基本スキーム 神社・寺院の所有不動産の最大活用 当プロジェクトの基本スキームは、神社・寺院の所有不動産全体(境内地、建築物)を考慮に入れ、その不動産が最大活用できる方法を探ることから始まります。具体的には、活用可能な敷地に最適な建物は何なのか(ホテル・病院・マンション・オフィス・店舗など)を考えると同時に、最適な寺院機能の維持方法は何なのかを検討します。つまり、当協会は寺社と事業者間で異なる考え方・意見を明確化し、その最適点を見出すために存在するのです。 当協会の考え方は、従来の不動産活用の多くを占めていた「空きスペースのみを利用する」(右図)という手段に縛られるのではなく、現在の敷地を最大限に活用して建築したビルの上部階に本殿・本堂・庫裏を移動させる(上左図)選択肢までの広い視野により、寺社の所有不動産の最大活用を図る意味を込めて『天空の寺』と名付けました。 プロジェクト・サポートチーム 当プロジェクトのサポートチームには、会計士・弁護士・建築家・不動産・マーケットリサーチなどの企業側専門スタッフと、僧侶・神職などの宗教側アドバイザーがおり、強力にプロジェクトをお支え致します。