当協会の寺社振興への視線 2024.03.01 ひとりでも多くの方に、寺社に足を運んでもらうために 「ひとりでも多くの方に、寺社に足を運んでもらうために」、私ども全国寺社観光協会が掲げるミッションはこのフレーズに尽きます。我が国が観光立国を目指している中で、「観光」の観点から寺社振興、地域振興、ひいては地方創生の実現になにがしかのお役に立ちたい、という思いで協会は設立されました。 かつて『観光』という言葉は、物見遊山的な団体旅行をイメージさせるものでしたが、現在は地域の内外を行き交う人々の交流を、まちづくりに活かそうという理解で捉えられるようになってきました。中でも、この国の未来を切り拓く「寺社を中心とした観光まちづくり」が期待されています。私どもは、そうした観光まちづくりへの積極的なチャレンジを「情報」として皆様と共有し、共に考え、明日へのヒントとするべく、寺社情報誌『寺社Now』を始めとする広報活動を行っております。 「寺社無くして地域なく、地域無くして寺社なし」を胸中に、これからも更に一層、日本の伝統と文化を未来へ繋げるべく、誠心誠意尽力してまいります。 このコラムでは、「当協会の寺社振興への視線」と題してシリーズでお送りいたします。