宮田亮平 文化庁長官にご対談いただきました。 2018.12.07 ニュース 12月6日、当協会の 平田益男理事長、当協会関連団体「一般社団法人 全日本社寺観光連盟」の 廣瀬崇之理事(元内閣府特命大臣秘書官) が、宮田亮平 文化庁長官と親しくお話させていただきました。 _ 現在、文化庁は宮田長官の下、「文化・経済・観光の三輪車構想」をベースに、「文化がハンドリングを取れれば、経済や観光は確実に発展する」との方針を取っておられます。 _ この方針は、「経済があって、その次に観光や文化があるのではなく、まず文化というものがあってこそ、そこに経済や観光がついてくる」ということであり、具体的には、「優れた文化・芸術が、新たな需要や高い付加価値を生み出し、質の高い経済活動を実現する力がある」という視点に立ったものです。 _ 宮田長官は、 「日本には、諸外国を魅了する様々な文化資源があります。全国各地で守り伝えられてきた多彩な文化財は、日本文化全体の豊かさの基盤であり、日本の伝統の象徴です。中でも重要文化財に指定されている建造物について言えば、その半数以上が神社仏閣です。 _ こうしたことを考えれば、全国の社寺は、いわば日本の文化や伝統の集積地とも呼べるものであり、全国各地で育まれてきた歴史や信仰に根ざした文化の拠点と言えるでしょう。文化庁としては、地域それぞれの文化の魅力が蓄積された社寺において、ますます力強くその魅力が発信されることを期待しています。」 と話されます。 _ 今、文化財を観光資源と位置づけた地域活性化策として「文化財活用・理解促進戦略プログラム2020」が進められており、私共、全国寺社観光協会も、全力を上げて社寺文化振興にご協力するべく、決意を新たにいたしました。 _ (※この対談は、弊協会発行「寺社Now・23号(2019年1月中旬発行)」に詳しく掲載いたします。) _ _ 左より、 全国寺社観光協会・平田益男理事長 宮田亮平・文化庁長官 全日本社寺観光連盟・廣瀬崇之理事