【全国寺社観光協会監修】Osaka Metroで行く「六十六花御朱印巡り」スタート:沿線の花とご利益をめぐる、新しい都市型参拝スタイルの提案 2025.03.21 ニュース ――沿線の花とご利益をめぐる、新しい都市型参拝スタイル 全国寺社観光協会が監修を務める都市型参拝イベント「Osaka Metro花御朱印巡り」が、2025年3月21日より始まりました。大阪メトロ沿線に鎮座する66の神社仏閣を対象に、「花」をテーマとした特別御朱印を受けることができる巡拝企画です。会期は11月30日までとなっています。 主催は大阪市高速電気軌道株式会社(Osaka Metro)と株式会社和空プロジェクト。都市交通と信仰文化が交差する、新たな地域連携のかたちです。 花をテーマにした御朱印と奉納花手水 各寺社では、花をモチーフにした限定御朱印を頒布しています。参拝者は、Osaka Metroの路線カラーをイメージしたオリジナル御朱印帳を携えて巡拝。寺社ごとに異なる意匠が楽しめます。 また、イベント期間中は手水舎に「奉納花手水」が設けられ、彩り豊かな花々が境内を華やかに演出します。使用されるのは、市場に出荷できなかった「リンクフラワー」。日比谷花壇グループと和空プロジェクトの協働により、美しい花が祈りの場を彩るかたちで再活用されています。 花と人、そして信仰をつなぐ循環型の取り組みです。 7つのご利益別コースと満願記念 全66寺社は、「心願成就」「良縁成就」「金運向上」など7つのご利益別コースに分類されています。それぞれのコース御朱印をすべて集めると、満願授与品が授けられます。さらに、66寺社すべての御朱印を集めた方には、満願記念品が贈られます。 専用御朱印帳は、Osaka Metro主要駅や公式オンラインストアで販売。参加しやすい導線が整えられており、観光客にも地元の方にも手に取りやすい構成です。 都市と寺社、文化と観光を結ぶ試み 駅から歩いてアクセスできる寺社を巡ることで、都市生活のなかに信仰体験を取り戻す。この取り組みは、地域文化への関心を高めるとともに、街と祈りを結ぶ新たな参拝スタイルを提示しています。 なお、全国寺社観光協会はこれに先立ち、2023年・2024年に東京・神奈川エリアで東急電鉄と連携した「御朱印めぐり」企画を監修しており、今回のOsaka Metro企画はその実績を踏まえた関西での新展開です。 今後も、信仰と地域を結ぶ実践を通じて、寺社文化の継承と都市観光の可能性を広げてまいります。 ■公式サイトhttps://osaka.gosyuin-meguri.jp ■実施期間2025年3月21日(金)〜11月30日(日) ■主催大阪市高速電気軌道株式会社(Osaka Metro)株式会社和空プロジェクト ■監修一般社団法人 全国寺社観光協会