天台真盛宗 総本山西教寺・武田圓寵猊下晋山式にご招待いただきました。

11月30日、天台宗3本山の一つである 天台真盛宗 管長並びに総本山 西教寺貫主にご就任された 武田圓寵（たけだ・えんちょう）大僧正の晋山式にご招待賜りました。（ご就任は平成30年7月21日付、任期は終身）

晋山式は 西教寺様本堂、祝賀会は びわ湖大津プリンスホテルで、非常に多くの方のご列席により滞りなく実施されました。
 

武田猊下は、別格本山 西蓮寺住職（伊賀市）、宗務総長、福井県織田町（現、越前町）町長3期などを務められ、平成24年にはそのご功績に対して 旭日双光章 を授与されるなど、高いご見識により多方面に渡る経験を重ねておられます。

このたびの武田大僧正の新管長猊下ご就任は、誠に慶事であります。それと同時に、様々な重要行事実施の重責を担われることとなります。まず、2021年に「不断念佛相続十九萬日大法会」が行われます。
 

次に、2021年以降、各地で聖徳太子御聖忌（御遠忌）が行われますが、西教寺様も聖徳太子とご縁が深く、太子が恩師である高麗の僧 慧慈（えじ）・慧聡（えそう）のために西教寺を創建されたと伝えられております。

更に2020年には、明智光秀公が主人公である NHK大河ドラマ「麒麟（きりん）が来る」が放映され、西教寺様は明智一族の菩提寺であり、参拝者の劇的増加が予想されます。
 

猊下が住職を務められる西蓮寺様は、織田信長公配下柴田勝家公、豊臣秀吉公配下丹羽長秀と関係が深く、町長を務められた福井県織田町はその名の通り織田信長公に縁が深く、信長公を排出した「織田一族」は織田町（旧、越前国丹生郡織田荘）を本貫とする豪族から起こったといわれており、この折の御晋山は、（晋山祝賀会の来賓ご挨拶にもありましたが、）なにか深いご縁のようなものを感じずにいられません。
 
弊会一同、武田猊下の今後のご活躍をご祈念申し上げます。